インドの北西部、パキスタンとの国境近くにあるアジュラックプールという村でブロックプリント 「アジュラック」は作られています。

自然染料を使い、全て手作業のいくつもの工程が繋がりあって一枚の布が出来上がります。
目の前にある一枚の布が、どんなところでどんな風に作られているのか。
その沢山の工程と作業の雰囲気を写真でお伝えします。

アジュラックでは自然染料でも沢山の色のバリエーションがありますが、ここではベーシックな藍色ベースに赤や黒が入った布の作り方です。


まずはミロバランというアーユルヴェーダでも使われる植物を使って下染めです。


一つの柄につき三種類のブロックを使います。
ブロックは他の村で作られています。もちろんこれも全部手で彫られたもの。


まずは染料が入らないところ用のブロックで押します。
工房の外にもブロックを押すリズミカルな音が響きます。


次は鉄が入った染料で黒く色が出るところを上から押していきます。


次はミョウバンが入った染料で赤く色が出るところを押していきます。


これはドゥパタと呼ばれるストールで、一枚のストールに4種類の柄が使われています。
一つの柄につき3種類のブロックが使われるので、この一枚で12個のブロックで押されています。
美しい。。。


大地に広げて乾かします。


ここから染めの作業です。
今回のベースの色は青なので、藍染です。


藍は空気に触れることで色が変化します。
また大地に広げて乾かします。


藍染2回目。
色がしっかり出る様に2回染め。


乾かします。
アジュラック村があるインド北西部は乾燥地帯なので、すぐカラカラに。


村の真ん中にある共同の洗い場で布を洗います。
染料をしっかりと落とすために、何回も叩きつける様に洗います。
水を含んだ最大6mの布はすごい重さで重労働。


藍・白・鉄の3色が染め上がりました。


次は茜(アリザリン)で煮染めします。


赤色が入りました。
乾かしたら、出来上がり!



職人さんたち、みんなすごくいいお顔。

全て手作業だからこその布の”ゆらぎ”があります。
使い込むごとに変化する色も素敵です。
ぜひ手に取って楽しんでくださいね。